【就活に効く!?】留学経験って本当に活かせる?キャリアコンサルタントが解説

2025/10/08

【就活に効く!?】留学経験って本当に活かせる?キャリアコンサルタントが解説

留学経験は就活で強みになる?

「留学って就活に有利ですか?」
大学生や保護者の方から、よくいただく質問です。

確かに留学は一見「就活で強そう」に見えます。履歴書に書けば目を引きますし、語学力や国際経験はアピールポイントになりそうですよね。

しかし実際の採用現場では、「留学に行ったこと」そのものよりも、「何を得て、どう活かすか」 が問われます。

キャリアコンサルタントとして多くの転職活動中の方や、学生さんの就活を支援してきた経験から言うと、留学を就活でうまく活かせる人と、残念ながら活かしきれない人には明確な違いがあります。

この記事では、留学経験を就活で効果的にアピールする方法を具体的に解説していきます。

留学経験が就活で評価される4つのポイント

1. 語学力

留学といえばまず語学力。TOEICやIELTSのスコア、あるいは英語でのプレゼン・ディスカッション経験はわかりやすい強みです。

ただし「日常会話ができます」程度では差別化は難しいため、数字で示せる成果(例:TOEIC900点、IELTS6.5など)があると効果的です。

2. 異文化適応力

文化や価値観が違う環境で生活し、学び、友人を作るには柔軟性が欠かせません。

採用現場では「異なる背景を持つ人と協働した経験」が高く評価されます。将来グローバル企業で働きたい人だけでなく、国内企業でもチームワーク力や適応力として強みになります。

3. 主体性と行動力

留学は自分で決断し、準備をし、現地で挑戦する一連の行動が必要です。

「授業についていけず悩んだが、毎日ニュース記事を要約して発表し、克服した」など、課題と行動をセットで語れる経験は、主体性の証明になります。

4. コミュニケーション力

意外と見落とされがちですが、「日本語での伝え方」も含めた総合的なコミュニケーション力が鍛えられるのも留学の大きなメリット。

相手の文化やレベルに合わせて言葉を選んだ経験は、面接や入社後の業務に直結するスキルです。

逆効果になる!評価されにくいパターン

一方で、せっかくの留学経験がうまく伝わらないケースも少なくありません。

・「とにかく楽しかったです!」で終わる
・「語学力が伸びました」しか言えない
・エピソードが旅行レベルで、勉強や生活の苦労が見えない

これらは企業側からすると「成長や成果が見えない」と判断されてしまいます。
せっかくの経験をアピールするには、より具体的で、再現性のあるストーリーが必要です。

キャリアコンサルタントが教えるアピールのコツ

1. STAR法で整理する

エピソードを語るときは、STAR法を使うとわかりやすく伝えられます。

  • Situation(状況)
  • Task(課題)
  • Action(行動)
  • Result(結果)

例:「授業についていけず(状況)、理解不足が課題だった(課題)。毎日2時間予習し、ニュースを要約する練習をした(行動)。結果としてテストの成績が平均70点から85点に上がった(結果)。」

2. 数字や成果を入れる

「TOEIC200点アップ」「現地ぼらんてで10名のチームをまとめた」など、数字を交えると説得力が増します。

3. 将来のキャリアに結びつける

ただの思い出ではなく、「異文化で培った対応力を、将来は海外展開する企業で活かしたい」といったように、未来のキャリアとリンクさせることが大切です。

4. よく聞かれる質問に備える

面接でよく聞かれる質問例:

・留学で一番大変だったことは?
・そこで何を学びましたか?
・それをどう仕事に活かせますか?

このあたりを事前に整理しておくだけで、面接での印象は大きく変わります。

留学経験を活かした成功事例

留学は就活で武器になります。

ただし大切なのは、“行った事実”ではなく、“どう活かすか”

語学力、異文化適応力、主体性、コミュニケーション力を、自分のエピソードに基づいて整理し、未来のキャリアに結びつけて語ることで、企業に「この人は活躍できそうだ」と思ってもらえます。

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