日本とココが違う!文化・マナーのギャップ10選【留学前に知って安心】
2025/05/09
オーストラリア

「オーストラリアの生活って、どんな感じなんだろう?」
オーストラリア留学を考えるとき、「日本と文化が違うって聞くけど、どんな感じ?」と不安に感じる方は多いはず。実は、日本では当たり前のことが、オーストラリアでは“ちょっと浮いてしまう”なんてことも少なくありません。
今回は、オーストラリアに留学・滞在する前に知っておきたい「日本との文化やマナーの違い」を10個に厳選してご紹介します。先に知っておくだけで、現地での戸惑いがグッと減って、楽しく交流できるようになりますよ。
1. エレベーターの「閉」ボタンは押さない?
日本では誰かが乗ってきたら「開」を押して、乗り終えたら「閉」で素早く閉めるのがマナーのようになっていますよね。でも、オーストラリアでは違います。
ほとんどの人が、ボタンを押さずに自然に閉まるのを待つスタイルです。
せかせかした印象を与えないためにも、エレベーターでは“のんびり”を心がけましょう。
2. 靴は脱がずに家に入るのが普通
ホームステイやシェアハウスなど、現地の住宅では靴を履いたまま家に上がるのが一般的です。もちろん家庭によっては「靴を脱いでね」と言われることもあるので、初めて訪問する際は一言聞いてみると親切です。
日本のように玄関で靴を脱ぐ習慣はないことを前提にしておくと安心です。
3. 約束の時間には“少し遅れる”ことも
日本では「5分前行動」が基本かもしれませんが、オーストラリアでは少し事情が異なります。数分遅れるのはごく普通。むしろぴったりに行くと「焦ってる?」と思われることも。
とはいえ、大事な面接や学校の初日などは時間厳守がベスト。TPOに合わせて柔軟に対応することが大切です。
4. 「すみません」より「ありがとう」
日本人がよく使う「すみません」は、オーストラリアではあまり頻繁に使われません。代わりに重視されるのが「ありがとう(Thanks)」という感謝の言葉。
たとえば、道をあけてもらったとき、レジで商品を受け取ったときも、「Sorry」より「Thanks」と言うのが自然です。
5. 会話ではしっかり目を見て話すのが基本
オーストラリアではアイコンタクト=相手に対する誠意の表れとされています。目を合わせずに話すと、「興味がないのかな?」「信頼できないかも」と思われることも。
日本では控えめな態度が良しとされがちですが、留学先ではしっかり目を見て話すことを意識してみましょう。
6. 無理にしゃべり続けなくてもOK
日本では「沈黙は気まずい」と感じる場面が多いですが、オーストラリアでは違います。会話中に沈黙があっても自然なこととして受け止められています。
「会話が止まったらどうしよう」と焦る必要はありません。リラックスして、心地よい間も楽しみましょう。
7. カフェやスーパーでもフレンドリーな会話
オーストラリアでは、店員さんとのちょっとした会話も文化の一部です。
レジで「How’s your day?」と聞かれることもよくあります。最初は驚くかもしれませんが、笑顔で軽く返すだけでも十分です。
英語が苦手でも、短い一言でコミュニケーションを楽しむ心構えが大切です。
8. チップ文化は基本なし、だけど…
アメリカなどと違い、オーストラリアでは基本的にチップは不要です。レストランやカフェで料金にサービス料が含まれていることが多く、追加で払う必要はありません。
ただし、特別なサービスを受けたときや、高級レストランでは任意で渡す人もいます。
9. 会話中のスマホ操作はNGマナー
日本でもよくある光景ですが、会話中にスマホを触っていると「無関心」や「失礼」と思われることがあります。特にオーストラリアでは「人との時間を大切にする文化」が強いため、注意が必要です。
対面で話すときは、スマホをポケットにしまうだけで印象がぐっと良くなりますよ。
10. 水を使うときは「短く・意識して」
実はオーストラリアは水資源がとても貴重な国。そのため、シャワー時間を短くしたり、歯磨き中は水を止めたり、節水への意識が日常生活に根付いています。
日本ではあまり気にしないかもしれませんが、現地の人たちと気持ちよく暮らすためには、この“節水マナー”は必ず知っておきたいポイントです。
オーストラリアと日本の文化やマナーの違いは、戸惑いではなく“学びのきっかけ”です。事前に知っておくだけで、現地でのストレスが減り、より深く文化を理解し合えるようになります。
まずは「違っていて当たり前」と受け入れることが、留学生活を楽しむ第一歩。あなたのその一歩が、世界とのつながりを広げるきっかけになりますように。